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東北大学学生自治会の仲間からの報告です。
福島大学展開2日目の今日は、朝の教室へのビラ置きから開始しました。置いたビラをすぐ手にとって読み始める学生もいて、注目度の高さが感じられます。
キャンパス入口でのビラまきでも、昨日に増して熱い討論が巻き起こりました。最初は「どうでもいいと思っている」と言っていた学生。彼は「原発を無くすと電力がなくなるのではないか」と考えていたそうですが、原発がなくても電力は足りること、そもそも原発は核武装のために導入されたものであって、電力問題も含めてウソで塗り固めて推進されてきたものであることを話すと、「ふざけてますね」と署名に応じてくれました!また、実家が原発の20km圏内にあるという女子学生も、私たちを見るなり歩み寄ってきて署名をしてくれました。
さらに、今月からキャンパス内の放射線量測定に取り組んでいるという学生のグループとも出会い、食堂で議論になりました。話は原発やエネルギーの問題だけでなく、資本主義の問題や革命論にまで広がり、それだけの議論ができる彼らの真剣さと見識に驚かされました。
ビラの受け取りは昨日に続いて200枚ほど、署名は2日間で75筆になりました! 署名してくれた学生や、食堂で議論した学生からは、「福大生だから」「福大生こそ」という声が聞かれました。多くの学生たちが目の前の現実に疑問を持ち、真剣に考え、そして行動に移し始めています。震災・原発の被害を受けながらも、エネルギー問題等のイデオロギーで押さえつけられている学生たちの怒りに、今こそ火をつけなければなりません。その展望は確実にあります!福島の怒りに続いて、全国学生は6・19大行動に立ちあがろう!
東北大学学生自治会の仲間からの報告です。
今日、福島大学で6・19デモへの参加を訴えてきました。学生たちは大注目! 43筆の署名が集まり、ビラも200枚以上受け取られました!
そのなかでも、「代替エネルギーもなく原発をすべてなくせというのは納得できない」という1年生と討論に。彼も原発事故で被害を受けた当事者で、なくせるものならなくしたいという思いは強くもちながら、仕方がないのではと考えていたそうです。電力のために原子力が必要なのではないということ、何よりも原子力導入の狙いは反核運動つぶしであり、米日の核政策として原子力が進められてきたことをうけ、彼は「考えが変わりました。是非、署名させてもらいます」と凄いエネルギーを持って行動を開始しています!
福島大学でも「東日本大震災総合支援プロジェクト」なるものを立ち上げながら、原発問題については一切言及していません。菅政権がさらに原発政策を推し進めようとしている中、被災地現地の福島大学こそ、反原発の先頭に立つべきではないのか! さらには、「原子力人材育成センター」の実習生を福大生からも募集し、原発政策に加担してさえいます。
この福島大学からも、6・19に向けて学生が行動を開始しています! 現地の怒りとともに、全国学生は6・19フクシマ大行動に集まろう!